北の空から~アトピー湯治留学 豊富温泉へ移住

アトピーの息子と北海道の北の端の豊富温泉に湯治留学するまでの出来事とそこでの日々を綴ります。

都会の子供・田舎の子供

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 今日もお日様は見えず曇り空ながら、

雨は上がったので、

息子は家のうらの空き地で、

友達とキャッチボール。

 

 私達が住む町営住宅のすぐ裏は

広い空地になっていて、

こちらに向かって大きな窓が空いているので、

私は部屋から息子たちが遊ぶ様子をいつも

見守ることが出来ます。

 

 窓越しに子供たちの幼い会話も聞こえてきて、

思わず「クスリ・・・。」

としてしまうこともしばしば・・・。

 

 6年生ともなれば、大分生意気になってきて、

憎らしい発言も出てくる頃だと思うのですが、

こちらの子供たちは、昔ながらというか、

幼いというか・・・素朴というか・・・

まだまだ子供らしいという気がします。

 のんびりしている風土の故か?

情報量の違いなのか?

 

 長男たちは、小学校高学年の頃には

一人で電車に乗って塾に通い、

中学からは新宿や池袋といった繁華街を抜け

塾に通っていた。

 望ましくもない情報はあちこちに溢れていて

未熟な頭でそれらに触れて

彼らなりの理解をしながら大人の世界を垣間みる。

 

長男は自分で希望して塾に通っていたのだけれど、

ここでの次男の生活は、

あの頃の長男とは対照的で、

本当にのどかだなあ・・・と思う。

 

東京では、何でみんなあんなに忙しいんだろう・・・。

大人も子供も。

 

長男の時は、赤ちゃんの時から、

ベビースイミング

幼児の音楽教室

体操教室、

幼稚園生の学習教室、

周りに流されて一緒に申し込んでみたりしたけれど、

本当に必要なものなんてなかったと思う。

少なくともウチには・・・。

 

一つだけ今でも良かったなあ・・・と思い出すのは

地域のお爺さんたちが開いてくれていた

将棋教室くらいかな。

規則に縛られず、和気あいあいとしていて

我が家にはとてもあっていたと思う。

 

大人たちが

心に競争心を抱えているから、

子供たちもギクシャクしちゃうのかな?

だから、誰かを虐めたくなっちゃうのかな?

 

長男も、こんな所で

小学生生活を送らせてあげたかったなあ・・・

と、時折思う。