北の空から~アトピー湯治留学 豊富温泉へ移住

アトピーの息子と北海道の北の端の豊富温泉に湯治留学するまでの出来事とそこでの日々を綴ります。

豊富温泉2日目~コンシェルジュデスクを訪れる

 

翌日午前、ふれあいセンター2階にある、コンシェルジュデスクを訪れた。

 

コンシェルジュデスクというのは、湯治経験者であるコンシェルジュの方々が湯治に関する相談に乗ってくれるところで、湯治のために必要な様々な情報が入手出来る。

 

また、豊富温泉での湯治は医療費控除の対象になるのだが、

そのための手続きもここでお世話になるため、

私は事前にここに予約をいれていた。

 

医療費控除の対象になるのは、往復の交通費と湯治のための入浴料。

そのためには、主治医から温泉療養指示書を書いてもらい持参する必要がある。

書いてもらうドクターを探してあちこち問い合わせてみたが、

なかなか見つからず、最終的には大泉学園にある藤沢皮膚科の藤沢先生にたどり着き、

事前に受診して指示書を書いていただいていた。

 

この時、このコンシェルジュデスクで、

豊富温泉に湯治のために湯治留学という制度を利用し、移住している

親子の方がいるという話しを耳にしたものの、

よく決断できたナア・・・と思うばかりで、

どこか遠い世界の話と聞いていたと思う。

 

この日も温泉閣の温泉に入ったものの、

夜寝られなかったためか昼間は元気がなく、

部屋のベッドでほとんどの時間横になりウトウトしていた。

せっかく来たのだから、せめて2,3回温泉に入れば良いのに・・・

と思ったが、本人は無理だと言う。

 

そしてこの日の夜も、まるで狂ったように泣きわめき、苦しくて

限界だという。

明らかに悪化している。

 

慣れない環境で、地獄だ・・・

神様・・・!