北の空から~アトピー湯治留学 豊富温泉へ移住

アトピーの息子と北海道の北の端の豊富温泉に湯治留学するまでの出来事とそこでの日々を綴ります。

スタメンが~!!

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 昨日のこと・・・。

夕方仕事から帰り,スマホを確認すると,

次男からラインが入っていた。

 「スタメンが~。

明日の試合中止。」

 

 今日,土曜日は,野球部の練習試合で

猿払まで遠征する予定だった。

けれど天気予報は雨。

そこで昨日のうちに中止が決まったとのこと。

 

 猿払は豊富から車で1時間程のところに在るらしい。

保護者が車を出して連れて行かなくてはならないのだけれど,

私には免許がない。

子供を同乗させて下さる父兄の方には,

部費から交通費としてガソリン代が支給されるので

心配いりませんと,先生はおっしゃってくださいましたが,

せめて差し入れを...と思い,

会社帰り,自転車で足を延ばして買い物に行っていた。

 家に帰ると,次男は既に湯治のバスで温泉に出かけていて,

私は,スマホのラインで翌日の試合の中止を知ったという次第。

 

 もう少し早くラインを確認していたら,

わざわざ買い物に行かなくても良かったのに...

とちょっとガッカリ...。

 

 だけど,息子のほうが,もっとガッカリだよね...。

スタメン!って張り切ってたのに...。

 

 もっとも...

息子の野球部は全部で9人。

本当ならスタメンなのは当たり前!

けれど,先の試合では,

正式な試合の場合メンバーは10人必要とのことで,

助っ人に野球部以外の子を頼んだ結果,

彼がスタメンに入り,

次男はスタメンから漏れたという経緯が有る。

助っ人の子は,小学時代から少年団で野球をしていて

次男の方は初心者,とは言え,

野球が大好きで張り切っていた次男にとっては

ショックだったはず・・・。

 今回の試合は練習試合だから,助っ人なしで9人。

「やった,俺スタメン!」

と嬉しさと不安で,当日を楽しみにしていたのだ。

 

 勉強は比較的得意だけど,運動は・・・?

な次男。

私なら,凹んで

きっと野球部辞めちゃうな・・・

と思う。

だけど,野球が大好きで,

部活のない日も,

一人でバット抱えて練習場ヘ。

 エラーして皆に迷惑かけないように・・・。

野球部なのにスタメンから外れたことは

友達からもからかわれたらしい。

笑いで吹き飛ばしてるけど,

本当は繊細な君。

我が子だけど,いつも,凄いな...

と,心から思っているんだ。

君の本当の姿を知っているのは母ちゃんだけ。

お世辞抜きで,

世界一かっこいい!と思ってるからね・・・。