北の空から~アトピー湯治留学 豊富温泉へ移住

アトピーの息子と北海道の北の端の豊富温泉に湯治留学するまでの出来事とそこでの日々を綴ります。

町営住宅へ引っ越し~はじめての雪

 町営住宅への入居が決まり、

11月最初の金曜日に、新しい住居への引っ越しをしました。

教育委員会の方達が小さなトラックで4,5人手伝いに来て下さって、

それから湯の花荘の知人も駆けつけて下さいました。

 

最低限の家電と段ボウルが数個、教育委員会が貸してくださっている自転車。

あっという間に終わりました。

もうすぐ降り出すと言われていた雪がやってくる前に、

出来るだけの準備をしなくては・・・。

 

買い物は自転車を利用していたけれど、

雪が降れば乗れなくなるので、

トイレットペーパーとかお米とか、

大きなものは一冬分買いだめして置こうと・・・。

 

雪が積もったら、学校へはスノーブーツで通うと言われ、

稚内へ連れて行って貰った時に

息子が気に入った物を買った。

スキー授業のためのスキーウエアーは

同級生のお母さんがお下がりを譲って下さった。

スキーブーツは教育委員会のバスの運転手さんが

知り合いの先生に声をかけて下さった。

スノーブーツにスプレーする防水スプレーも買って、

雪かき用の道具も買って、

準備万端。

 

ところが、、、

10月には必ず降ると言われていた雪は

11月に入っても降り出さず・・・。

こんなに雪が振らないのは観測史上初めて、

なんて言われだし、

初めての雪国生活にドキドキしつつも

どこかで初めての雪を心待ちにしていた私は

肩透かしをくらったような気持ちでいたのですが・・・。

 

ある日、町役場で用事を済ませて入り口を出た途端・・・

一面真っ白な世界!

ついさっきまで、普通の景色だったはずなのに、

横殴りの雪が勢いよく吹付け、

一気に雪国の景色に。

 

今までも、ここの天気は、

晴れてるのにザーザー降りとか、

あっけに取られることが多かったけど、

この日も、

新鮮な驚き・・・。

 

これから、ここでの冬の生活が始まるんだなあ・・・

と、また未知の世界への一歩。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

去年の11月のことを書いている今は7月。

豊富では8月はもう夏も終わりということで、

一年で一番暑いのは7月と聞いているけれど、

日中は20℃超え、日差しもそこそこあるものの、

朝晩は涼しいを通り越して寒いし、

日中も風が涼しいので心地よく、

決して暑いという感じではありません。

こちらの人は暑いというけれど・・・。

私にはこの上なく過ごしやすい気候だと感じています。