北の空から~アトピー湯治留学 豊富温泉へ移住

アトピーの息子と北海道の北の端の豊富温泉に湯治留学するまでの出来事とそこでの日々を綴ります。

空からの景色と地上の景色と、、、

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 先日、どうしても戻らなくてはならない用事があって、

一週間ほど東京の方へ帰っていました。

 その間、次男は残して行きました。

飛行機代は馬鹿にならないし、小学校をあまり休ませるのもと思い・・・。

ちょうど長男がいたから・・・というのもありますが、

吹雪になれば買い物にも出られないこの場所に、

雪に慣れない子どもたちを置いて行けたのは、

もしもの時には子どもたちがSOSを出せる方たちが、

周りにいてくださるから・・・というのが大きいと思います。

 私が留守にすることを伝えたのは、数名だったのですが、

休みの日には、湯治の仲間が「モーモーカフェ」というところの

イベントに連れて行ってくださったり、

他の方から聞いたからと、夕食のお弁当を届けてくださる方がいたり・・・

温泉での息子の様子をラインで送って下さったり・・・

色々なところで、息子を見かけた方たちが声を掛けてくださることが

心から、ありがたいなあ・・・と思います。

 そんなわけで、私は安心して用事を済ませることが出来ました。

皆さん、本当にありがとうございました。

 

 上の写真は、

羽田から飛行機に乗って、新千歳空港へ向かう際の

空の上からの写真。

 余りにきれいな空の青と、飛び込んだら、ポワン・・・!

と弾むのではないかと思うようなふわふわの雲。

思わず、沢山シャッターを切ったうちの2枚です。

最初の写真を見て、子どもたちは、まるで宇宙から撮ったみたい!

と言ってくれました。

 

 下の2枚は、札幌から羽幌号で帰って来る時の物です。

こちらは、地上から空を見上げて・・・。

本物は、オレンジ色の光がもっと鮮やかで、

陰影がクッキリして、

なんとも雄大な景色だったのですが、

カメラを通すと精彩を欠いてしまうのが残念・・・!

もっと、精度の良いカメラが欲しくなりました。

 

 地上から果てしなく遠くに、

遥か彼方に見上げていたものが、

自分のすぐ目の前に、

手を伸ばせば届きそうなくらい近くに浮かんでいるのを見るのは、

何度経験しても

不思議な体験です。

 同じものが、見る位置によって全然違って映る・・・。

頭で分かっても、その立場に立たなければ分からない、

そんなことが無数にあることを、

しみじみ考えます。