北の空から~アトピー湯治留学 豊富温泉へ移住

アトピーの息子と北海道の北の端の豊富温泉に湯治留学するまでの出来事とそこでの日々を綴ります。

玄関のドアが凍った日~氷に閉じ込められて…

koof:id:houzukix:20210303152134j:imagef:id:houzukix:20210303152209j:image

 

今年の冬の厳しさは、今までとは比べ物にならなくて…。

上の写真は、縦になっていて見ずらいかも知れませんが、

玄関の外側にある風除室の扉が凍った時のものです。

 

2月の始めの週は、最高気温マイナス15℃という日が数日続き、

雪かきしても、根雪の部分がどんどん凍っていき…

家の玄関前は、雪が盛り上がったまま凍ってしまい、

シャベルで砕いてもきりがない状態でした。

 

ドアの隙間もすぐ凍ってしまうので、

空いたまま閉まりません。

そうすると、雪が風除室まで吹き込んで積もってしまうので、

深夜何時間もかけて、ドアの氷を割ったりしました。

 

いい加減、疲れて、もう良いや…

と諦めた翌日。

 

朝、息子が登校し、昼過ぎに雪かきしようとドアを開けようとすると…

風除室のドアは、びくともしないのです!

 

「???」

まさか!外へ出られない?

全力で押しても、凍ったドアは動きません…。

 

「どうしよう・・・」

マイナス15℃。お湯をかけたところであっという間に凍ってしまうだけ…。

とりあえずストーブを持ってきて、風除室を温めてみた…

けど、効果なし…。

 

最後の手段で、役場の建築係へ電話して、助けてもらいました。

が…、来て下さった役場の方も、工具で氷を割ろうとしても

簡単には扉が開かないのです。

外から、あんなに苦労して氷を割っても開かないのだから、

ドアの内側で、自力で開けるのは不可能だったと思います。

 

なんとか、開けては貰ったものの、

凍った玄関まわりを何とかしないと、

またすぐ閉じ込められてしまう…

 

ということで、急遽、融雪剤と不凍液を買いに行き、

玄関まわりに撒きました。

 

写真の白い粒は、融雪剤です。

巻いた側から、面白いように雪は解けます。

けど、すぐに取り除かないと、溶けた雪はまたすぐ凍るし、

その上から、またどんどん雪は降ってくるし…。

 

それから、数日は暇さえあれば、氷を割る日々…。

「カンカンカン…」

と響き渡る音…。

 

カチカチに凍った氷はヒビも入らないほど…。

 

今年は随分、氷を割ったな…

 

もう、3月。

後しばらくの辛抱でしょうか?