北の空から~アトピー湯治留学 豊富温泉へ移住

アトピーの息子と北海道の北の端の豊富温泉に湯治留学するまでの出来事とそこでの日々を綴ります。

息子の怪我と暴風雪と・・・

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 まだ風はあるけれど、昨日に比べれば穏やかな今日。

朝の体感気温はマイナス13℃。

 

 上の写真は、昨日の我が家の外側のドアの内部。

北海道の家は、玄関が二重構造になっていて、

普通の玄関の外側に、もう一つ玄関のような空間があり、

そこを、風除室と呼ぶ。

 風除室は、風が遮られる分だけ、外ほどは冷えないとはいえ、

風が強い日は、こんなふうに雪が吹き込んで

冷凍庫並に冷えることもしばしば・・・。

 流石にダンボールで隙間を塞がなくちゃ・・・

と思っていたら・・・

ドアの隙間は外側から雪が積もってふさがっていた。

天然の断熱材?

 

 昨日の夜は、

長い湯治を終えて帰る方と、温泉閣で夕食をとり、

帰りは町まで車で送って頂いたのだけれど・・・

積雪量は、相変わらず例年に比べて少ないので、

道路のアスファルトは見え隠れしているのですが、

路面がカチカチに凍り、

路肩にうず高く積もった雪が、強い風で舞い上がっては

突然視界を覆うので、

車の後ろに乗っていても、ドキドキでした。

 

 北海道の雪は、気温が低いためにサラサラしていて、

風に舞いやすく、

凍った道路の上を、風に吹かれるまま

まるで生きたリボンのように

スルスルと移動していく様は幻想的で、

思わず見とれてしまったけれど・・・。

 

 それから、息子の怪我のこと。

先週金曜日の夜遅く、部屋の中でフザケていた息子が

いきなり足を滑らせて、

左腕の関節を負傷。

私は息子の様子から、てっきり骨折しているものと思い、

慌てて知り合いの人へ連絡し、

車で診療所へ連れて行ってもらいました。

結果は、肘内障と言われ、

肘の関節が亜脱臼のような状態になっていると言われ、

先生の手技で関節を捻り、無理やり元の状態に戻していただきました。

痛さでぐったりしていた息子は、

関節を捻られた時は痛さに悲鳴を上げていたけれど、

元の状態に戻して貰ってからは

俄然元気になり、いつものお調子者に・・・。

 

 という出来事があったのですが、

月曜日の昨日、2日ぶりに温泉に行ったら、

息子を知っている殆どの人が既にそのことを知っていて、

「怪我したんだって?」

と、早速聞かれる。

その情報の速さの方にびっくり!

 

 さすが豊富温泉・・・。