玄関のドアが凍った日~氷に閉じ込められて…
koo
今年の冬の厳しさは、今までとは比べ物にならなくて…。
上の写真は、縦になっていて見ずらいかも知れませんが、
玄関の外側にある風除室の扉が凍った時のものです。
2月の始めの週は、最高気温マイナス15℃という日が数日続き、
雪かきしても、根雪の部分がどんどん凍っていき…
家の玄関前は、雪が盛り上がったまま凍ってしまい、
シャベルで砕いてもきりがない状態でした。
ドアの隙間もすぐ凍ってしまうので、
空いたまま閉まりません。
そうすると、雪が風除室まで吹き込んで積もってしまうので、
深夜何時間もかけて、ドアの氷を割ったりしました。
いい加減、疲れて、もう良いや…
と諦めた翌日。
朝、息子が登校し、昼過ぎに雪かきしようとドアを開けようとすると…
風除室のドアは、びくともしないのです!
「???」
まさか!外へ出られない?
全力で押しても、凍ったドアは動きません…。
「どうしよう・・・」
マイナス15℃。お湯をかけたところであっという間に凍ってしまうだけ…。
とりあえずストーブを持ってきて、風除室を温めてみた…
けど、効果なし…。
最後の手段で、役場の建築係へ電話して、助けてもらいました。
が…、来て下さった役場の方も、工具で氷を割ろうとしても
簡単には扉が開かないのです。
外から、あんなに苦労して氷を割っても開かないのだから、
ドアの内側で、自力で開けるのは不可能だったと思います。
なんとか、開けては貰ったものの、
凍った玄関まわりを何とかしないと、
またすぐ閉じ込められてしまう…
ということで、急遽、融雪剤と不凍液を買いに行き、
玄関まわりに撒きました。
写真の白い粒は、融雪剤です。
巻いた側から、面白いように雪は解けます。
けど、すぐに取り除かないと、溶けた雪はまたすぐ凍るし、
その上から、またどんどん雪は降ってくるし…。
それから、数日は暇さえあれば、氷を割る日々…。
「カンカンカン…」
と響き渡る音…。
カチカチに凍った氷はヒビも入らないほど…。
今年は随分、氷を割ったな…
もう、3月。
後しばらくの辛抱でしょうか?
氷の芸術?~つらら…
我が家の窓から下がっている
芸術作品の様なつらら…
少しづつ成長して、
窓の向こうに積もる雪の高さまで届いたのに…
まだ成長して、
どこまで伸びていくんだろう…?
一夜明けて、、、
朝になっても暴風雪は吹き荒れ、
学校は休校となりました。
昨日は昼から荒れるとの予報でしたので、
子どもたちは給食を食べて早帰りでした。
真っ白な窓の向こうを呆然と見つめながら、
帰って来るのが、一足遅くならなくて良かった…
と、息子がつぶやきました。
窓には雪が貼り付いていて、
風の強さの名残を残しています。
今日の雪は、
水分を含んでしっとりと重く、
いつも以上に除雪が大変でした。
風の強さと気温の低さは別物で、
比較的気温が高めの時の大雪は、
雪が重たくなって、雪かきが辛くなります。
かといって、マイナス15℃を超えると、
すべてのものが凍ってしまうので、
それも大変…
ワタシ的には、
マイナス2℃からマイナス5℃くらいが
丁度いいのに…なんて思ってます。